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JCD連続デザインシンポジウム SECTION61「内田繁のデザインを考える」

SECTIONとは1993年に開始された空間デザインをめぐるシンポジウムです。
国内外の多くのデザイナーが参加し、時代と共に変化する空間のありようについて語ってきました。

61回目のSECTIONは「内田繁のデザインを考える」をテーマに行いました。 内田繁氏没後3年の今、日本のインテリアデザインのアーカイブとして氏のデザインを再考し、次代の世代に引き継ぐことを目的として、いくつかの視点からシンポジウムを開催しました。

●68年以後のデザイン(関係の先行性を標榜した頃)/初期
●アルド・ロッシとの協働の頃/中期
●色と装飾への関心/後期

以上の視点から内田繁が残したデザイン思考を改めて捉え、若手世代に引き継ぐことを目的としました。

パネリスト 五十嵐太郎氏 長谷部匡氏 飯島直樹氏
日時 2019年11月15日(金)18:30〜
場所 東京デザインセンターB2F ガレリアホール
定員 250名/事前登録必要 定員になり次第、締切りとなります。
参加 無料
申込

五十嵐 太郎氏(いがらしたろう)
建築史・建築評論家
東北大学教授

1967年フランス・パリ生まれ。92年東京大学大学院修士課程修了。博士(工学)。2009年から東北大学大学院教授。ヴェネチアビエンナーレ国際建築展2008日本館コミッショナー、あいちトリエンナーレ2013芸術監督を務めた。第64回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。『日本建築入門』(ちくま新書)、『日本の建築家はなぜ世界で愛されるのか』(PHP新書)、『モダニズム崩壊後の建築』(青土社)など著書多数。

長谷部 匡(はせべきよし)
株式会社内田デザイン研究所所長
デザインディレクター

内田繁のもと、建築、インテリア、家具、プロダクトなどのデザインディレクションを手掛けるほか、デザインに関連する出版、展覧会やワークショップの企画プロデュース、アートコーディネート、地域振興計画など、デザインと社会と文化の視点から数多くの企画やマネジメント、教育プログラムなどを広く実現する。2016年より所長を務め、内田繁のデザイン思想や方法を検証するとともに、それらを発展させた手法やデザインの開発を進めている。首都大学東京大学院非常勤講師、桑沢デザイン研究所非常勤講師

飯島 直樹(いいじまなおき)
インテリアデザイナー
JCD理事

1949年生まれ、1973年武蔵野美術大学卒業。スーパーポテトを経て飯島直樹デザイン室を設立。2011-2016工学院大学建築学部教授。2004-2014年日本商環境デザイン協会理事長。多彩な空間デザインを手掛け、THE WALL、資生堂5S NEW YORK、blupond SEOUL、オフィスビルPMO、工学院大学ラーニングコモンズ「B-IHI」、「LC8」DNライティングショールームE139、松下産業ショールームSTONESなど。著書に『飯島直樹のデザイン「カズイスチカ」臨床記録1985-2010』(平凡社)、『ゼロ年代11人のデザイン作法』(共著)

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