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sozo_commの他にも日本から出展

メゾン&オブジェでの日本の活躍

sozo_comm以外にも多くの日本企業がメゾン&オブジェには出展されています。その最大グループは2005年からJAPANブースとして出展コマを確保しているJETROです。全29社がJETROを通して出展していましたが、中でも有望に思えるのが次の2社です。

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マスキングテープにパターンをのせたのは、産業用の分野でトップを行くカモ井加工紙です。数年前に外部の女性デザイナー達が関心を持ちアイディアを寄せたのが始まりで、欧州では2年前のJETRO輸出促進部のブース(桐山登士樹氏プロデュース)でお披露目されて話題を呼びました。今回は写真左のJETRO輸出促進エージェントの草野信明氏がサポートし、ホール6にブース出展をはたして世界市場でブレークの兆しです。

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同じく草野氏のお薦めの豊岡のカバンメーカー、アートフィアーです。これまでは国内大手鞄メーカーのOEMを手がけてきましたが、今後は社長の実兄である由利佳一郎氏がデザインするオリジナルブランドを推し進める予定です。昨年は独ハノーバーでiF賞を受賞し、賞審査委員長のフリッツ・フレンクラー氏(ミュンヘン工科大学教授)からも絶賛された模様。三次元CGを駆使したデザインとそれを製品化できる豊岡の技術、地場産業のこれからを指し示す好例と言えます。

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JETROブース以外にも単独出展する有力企業が数多くあります。ホール6ではフランス文具市場でもはや定番となっているマークス・インターナショナル、世界のuchinoと今や呼ばれるようになったタオルメーカーの内野もホール2でイタリアのメーカー達と競っていました。上の写真はsozo_commにも参加している島村卓実さんのクルツがディレクションする津軽塗りas it is、桐生染色布kirmon、富士市の紙製品cuioraの共同出展ブースです。なかなか入ることのできないホール7のnow!に定位置をとっています。

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ホール1には飛騨のREMIX JAPANがプラネット・ムーブルも入れれば連続5年の出展です。写真は日進木工の北村斉社長とsozo_commの経産省日用品室担当官の梅津さんと鎌田さん。これまでの担当官はぎりぎりの日程しかとれなく十分な視察ができなかったのですが、お二人は時間があればsozo_commのことを夢中で話し合われているそうで、上司に掛け合って日数を延ばしたそうです。昨年の内閣府の事業仕分けで私は「神は細部に宿る」と現場を把握することがどれほど大事か強調しましたが、若い官僚の方ほど現場経験を積極的に積んでいただきたいと思っていましたのでうれしかったです。

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今年のエディトゥール(テキスタイルのホール)は昨年の半分以下の面積になっていました。2010年1月展は初日が暴風雨で、テントのパビリオンは大打撃を受けて出展者は実質1日半営業ができないことに。天災だけに見本市側も大幅な補償を行うことは原則としてできなく交渉が決裂した結果、市内に店舗を持つエディター(自ら工場を持たないカーテン・メーカーのこと)が今年は参加しなかったためです。

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その昨年に初参加し大きな成功をおさめていたNEED'Kは、今年も大手メーカーに負けないロケーションを配分されゆるぎないポジションを占めつつありました。社長の南村佳男氏はSAFIのNo2のフランク・ミヨ氏に次のように言っていました。「今年もある意味ラッキーでした。フランスなどの一級のインテリアデザイナー達が、これまでだったら大手エディターのブースに入ってその他のところはあまり回らなかったのが、今年は私どものところにも多数入っていただけました。新規の出展者である私たちが認知されるのに良い機会だったと思っています」と。漁夫の利、というのでしょうか。

(船曳 鴻紅)